学びの道すじと設計の根拠:3歳から小学生まで、漢字は高校まで
Dino Kids は、遊びを寄せ集めたアプリではなく、教科ごとに順番のある 学びの道すじです。算数は3歳の「きまり」に気づくところから、九九と 小学生の特殊算まで。漢字は小学1年生の80字から、高校で習う字まで。 このページでは、教科ごとに「どの順番で、何レッスンあるか」と 「何を根拠に作ったか」を、そのまま書いています。
- 無料
- 広告なし
- アプリ内課金なし
- アカウント不要
iPad・iPhone(iOS 15 以降)· Android スマホ・タブレット(7.0 以降)· 4+ · 日本語・ベトナム語・英語・韓国語・中国語
- 416算数のレッスン、5 つのコース
- 7883算数の問題、答えはすべて機械で再計算
- 2141字の漢字、レベル 1〜10
- 354字の筆順つきの文字
教材の作り方
問題、説明、例文、昔話の文章は、すべてこのアプリのために自作しました。 本や問題集、ほかのアプリから写したものはありません。学年の内容が 決まっている部分は公的な基準にそい、公的な基準がない部分は、その旨を はっきり書いたうえで、広く使われている教え方の型を出発点にしています。
- まちがったことを教えるのは、教えないより悪い。だから、データはどれも検査用のプログラムを通します。算数はすべての答えを別のプログラムで計算しなおし、漢字は読みと例文、昔話はふりがなと読み、文字は筆順と画数、めいろは本当に解けるかを確かめます。
- 検査そのものも試します。わざと壊したデータを用意して、検査が見逃さないことを確かめています。
- 新しい版を出す前に、毎回自動で。検査は人の手ではなく、公開の手順の中で毎回自動で走ります。
- お子さまの記録が消えないように。レッスンを増やしても、すでにあるレッスンの番号は変えません。
算数:5 つのコース・416 レッスン
年齢でのロックはありません。どのコースも問題は読み上げつきで、 字が読めなくても自分で進められます。
- さんすう(6 ユニット・49 レッスン・764 問、3〜5歳ごろ):かたち → 0〜10 の数 → くらべる(><=)→ 10 までのたしざん・ひきざん → そうふくしゅう → もっと れんしゅう。式の数字の下には、その数だけのものがかいてあります。
- かんがえる さんすう「はじめよう」(7 ユニット・40 レッスン・499 問、3〜6歳ごろ):きまり → なかまわけ → 位置 → 大きさ → じゅんばんと推理 → まとめ → もっと れんしゅう。各ユニットは「まなぼう」→ れんしゅう 3 段階 → テスト。
- もっと さんすう(10 ユニット・61 レッスン・754 問):20 までの数 → くりあがりのない計算 → くりあがりのあるたしざん → くりさがりのあるひきざん → 100 までの数 → 2 けた(くりあがりなし → あり)→ くふうした計算 → まとめ → もっと れんしゅう。
- くく(11 ユニット・68 レッスン・877 問):同じ数ずつ → 2・5・10 とび → たし算のくりかえし → 2 の段 → 5・10 の段(5歳ごろ)→ 入れかえとならび → 3・4 の段(5〜6歳ごろ)→ 9・1・0 → 6・7・8 の段 → 暗唱(6〜7歳ごろから)→ もっと れんしゅう。覚えた九九は「くくの にわ」で 1・3・7・14 日後におさらい。
- かんがえる さんすう「チャレンジ」(29 テーマ・198 レッスン・4989 問):かたちと色のきまり、図形の数え方、マッチ棒、時計、てんびんから、植木算・年齢算・還元算・帰一算・和差算・平均・つるかめ算・過不足算・速さと道のりまで、やさしい順。テーマどうしにロックはありません。
- 九九:日本では学習指導要領で小学2年生の内容です。段の順はシンガポールとイギリスに共通する順で、入れかえを先に学ぶため、新しくおぼえる九九は段が進むほど少なくなります。おさらいは「思い出す練習」と「日をあけた復習」の考え方にそい、タイマーも赤い色も使いません。
- くりあがり・くりさがり:日本の1年生の「くりあがりのある たしざん」(さくらんぼ計算)、ベトナムの教育課程(2018年版)の1〜2年の到達目標、米国 Common Core の 1.OA.C.6、シンガポールの number bonds を参考にしました。くりあがりを 100 までの数より先に置くのは、日本とシンガポールの順です。
- 図から式へ:やさしいレベルでは10のわく・10のぼう・分けて合わせる図で数を見せ、むずかしいレベルでは式だけにします。答えだけでなく、途中の数を1つずつ入れていきます。
- チャレンジの進め方:「見せる → いっしょに → ひとりで」。図をかき足していく説明、1 手順ずつのお手本のあと、「やりかた」がいつも見える → 1 回まちがえると出る → 答えたあとだけ開ける、と手がかりを減らします。テストは問題集から出るので、8 回受けても同じ問題になりません。
- まちがいの選択肢は、子どもが本当にするまちがい:となりの数、数え落とし、くりあがりの忘れ、一の位の逆ひき、となりの段の答え。答えの位置や大きさの順で当てられないようにもしています。
- 公的な基準がない部分:「さんすう」は入学前クラスの指導案、「はじめよう」は幼児教育で広く使われる考え方(きまり・なかまわけ・位置・大きさ・順序)、「チャレンジ」は小学生の思考力の算数でよく知られた型の名前を出発点にしています。いずれも学習指導要領にそったものではありません。
漢字:レベル 1〜10・2141 字
常用漢字すべてを、学校で習う学年にそって 10 のレベルに分けています。 5 か国語の意味がそろったレベルだけを公開していて、いまは 10 レベル すべてがそろっています。
- レベル 1〜6(小学1〜6年生):80 → 160 → 200 → 202 → 193 → 191 字。小学校の学年別漢字配当表と同じ 1026 字です。
- レベル 7・8(中学校):313 字と 284 字。
- レベル 9・10(高校):328 字と 190 字。合わせて 2141 字(常用漢字表の字体と、別の書き方を認められた字体をふくみます)。
- 1 字ごとに:音読み・訓読み、画数、部首、筆順、5 か国語の短い意味、読み方ごとの熟語と例文(熟語 4239)。レベルの中では、よく出る字・画数の少ない字が先です。
- 熟語は読み方ごとに手で選びました。辞書から自動で選ぶと、「人」の例に「大人(おとな)」が来て、音読みの練習にならないからです。低いレベルの例文は、そのレベルまでに習う漢字だけで書いています。
- レベルごとのテスト:文の中の読み、書き取り、筆順・画数(レベル 1〜6)、部首(レベル 4 から)。まちがいの選択肢は、同じ字の別の読み方です。分野ごとの点数、伸びのグラフ、まちがえやすい字の一覧、読み方のゲーム「よみかたバブル」もあります。
- 書き取りの採点は形・画数・書き順の 3 つ。ゆがんだ字を正しい字に「直して」合格にはしません。
- データの出どころ:筆順は KanjiVG(CC BY-SA 3.0)、レベル・部首・音訓は Kanjium(CC BY-SA 4.0)、意味・部首名・熟語・例文は自作です。筆順データは ライセンスのページ からダウンロードできます。
2141 字はすべて ウェブで調べられます。書き取りは ひらがな・書き取り のページで紹介しています。
ひらがな・カタカナと、ほかの国の文字:354 字
- ひらがな 104 字:五十音の行の順(あ行 → わ行)に、清音 → 濁音・半濁音 → 拗音。
- カタカナ 46 字:ひらがなのあと。シとツ、ソとンのように似た字が多いためです。
- アルファベット:大文字が先(ほぼまっすぐな線だけで書ける)、小文字はあと。ほかにハングル 40 字、中国語の漢字 39 字、ベトナム語の文字と声調記号、数字。
- 一画ずつ採点:線の重なり、正確さ、向きを見て、ゆるさは年齢に合わせます。3歳には書き順の正しさを求めません。
- 手助けは少しずつ:矢印をもう一度 → 手のお手本 → 判定をそっとゆるめる → いっしょに書く。「まちがい」の文字、バツ印、赤い色、カウントダウン、回数の制限はありません。
- 1 回に少しずつ:1 つのまとまりは 5 字まで、1 回の練習は 1 まとまり(7〜8 分ほど)。
- 根拠:かなの筆順と画数は KanjiVG のデータから数え、濁点は 2 画・半濁点は 1 画と日本で一般に教える数え方です。中国語の漢字は中国の規範《现代汉语通用字笔顺规范》の筆順、ハングルは韓国の公式のローマ字表記(2000 年)と標準の字の名前、ベトナム語の文字は同国の小学校の書き方の手本(2002 年の教育訓練省決定)にそっています。
ことば:英語・韓国語・中国語・ベトナム語・JLPT・ことばカード
- えいご:ABC の文字表 → 0〜20 のかず → A〜Z の書き取り。フォニックス(音だけを取り出す読み方)は、合成音声では一音ずつ正しく発音できないので、あえて入れていません。文字の名前と例のことばを聞き、ことばの最初の音で文字の音に気づく作りです。公的な語学の基準にはそっていません。
- 韓国語:基本の子音 → 濃音 → 基本の母音 → 合成母音の 40 字と、1〜20 のかず(漢数詞)。例のことばは標準語です。
- 中国語:数字 → やさしい字 → 人と動物 → 自然の 4 つのまとまりで 39 字。ピンインは《现代汉语词典》にそい、簡体字だけを使います。
- ベトナム語の音読み:ベトナムの教育課程(2018年版)小学1年の国語にそい、音 → 韻 → 組み立て → ことばの順。40 の音、6 つの声調、145 の韻、609 の音節。データは 1 音節ずつ分解して組み立てなおし、記号 1 つのずれも検査で止めます。
- JLPT 語彙・文法(N5〜N1):21 のテーマで 387 語と 81 の文型、5 か国語の意味と訳つきの例文。N5〜N1 はむずかしさの目安として使っているだけで、試験の団体とは関係がありません。いまはまだ入門の分量です。
- ことばカード:暮らしの 26 テーマで 999 語、どのカードも絵と 5 か国語の読み上げつき。言語ごとに、作り手とは別のネイティブの確認者が「大人が 3 歳の子に話しかけるときのことばか」を見ています。「おさらい」は絵だけを見せ、思い出してから文字を開く作りです。
くわしくは 英語・外国語 へ。999 語のカードは ウェブで見る・印刷する こともできます。
おはなし:5 か国語の昔話 500 話
- 言語ごとに、その国の昔話を 100 話。ほかの国の話を訳して載せることはせず、出どころがちがう話(インドや中国の故事、イソップ、グリムなど)をその国の話として載せることもしません。
- 著作権の切れた民話を、自分たちのことばで書き直しました。本や映像作品の文章や細部は使っていません。1 話は 15〜45 文、2〜5 分ほど。幼児向けの語り聞かせと同じく、こわい場面はやわらげています。
- 読みながら聞く。読み上げている文が光り、速さは 3 段階。日本語の漢字にはすべてふりがな、中国語にはピンインがつき、その読みも検査しています。
日本の昔話 100 話は ウェブでも読めます。
びじゅつ:ぬりえ・かきかた れんしゅう・じょうきゅう おえかき
- かきかた れんしゅう レベル 1〜6(52 レッスン、3歳〜9歳ごろから):かたちと線 → 形の組み立て → 形の決まり → 空間と構図。なぞる → 点をつなぐ → じぶんで、の 3 段階の手助け。
- じょうきゅう おえかき レベル 7〜10(32 レッスン、10歳ごろから):立体 → 陰影 → 透視図法 → 人物。
- 根拠:学習指導要領 図画工作(平成29年)の学年ごとの内容、ベトナムの幼児教育課程と美術の教育課程(2018年版)、米国 Getty の造形要素と原理、イギリスのナショナル・カリキュラム(KS1)、描画の発達段階(Lowenfeld と Brittain)と、まねして描ける形の発達の目安(まる 3歳、四角 4歳半ごろ、三角 5歳ごろ)。考え方ごとに、どの資料にもとづくかを記録しています。
- 1 つのレッスンで新しいことは 1 つだけ。先に手で試してから名前を知り、透視図法や落ちる影はレベル 7 以降。採点は線の重なりだけで、描く向きや順番は見ません。
- ぬりえには公的な基準はありません。そのかわり、線が太く閉じている → 区切りが少なく大きい、の順で 3 歳が指でぬれる絵を選び、バケツは指をはなしたときに色が入るので、端末を支える手の指が画面にふれていても色がこぼれません。
くわしくは かきかた れんしゅう と ぬりえ へ。
おんがく:ピアノ 27 レッスン・94 曲
- ピアノと なかよし:さわると鳴る、2 つと 3 つの黒鍵、高い音と低い音、ドをさがす。指は 1 本だけ。
- ゆびの ばんごう → リズムで あそぼう → みっつの おとの うた → いつつの ゆびで(3 つの音の和音)→ てを うごかそう(1 オクターブいっぱい)。
- 根拠:この順番は、ピアノの教え方として広く共有されている順です。公的な教育課程にそったものではなく、市販の教本の練習曲・図・文章も使っていません。
- 曲は著作権の切れた旋律だけで、歌詞は使っていません。1 曲ずつ根拠を記録し、民謡は曲名の下に出どころを表示しています。
- どの鍵も鳴ります。まちがえた鍵でも。「じゆうに ひく」と「うた」はレッスンの外にあり、ピアノはまずおもちゃです。
くわしくは ピアノ へ。
考えるあそび:めいろ・すうじつなぎ・カードめくり
- めいろ:ひるの めいろ と よるの めいろ が 120 問ずつ、iPad では大きなめいろが 30 問ずつ加わります。どの問題も道が 1 本だけの「完全なめいろ」で、解けることをプログラムで確かめています。よるの めいろは懐中電灯の光の中しか見えず、道をおぼえて進みます。
- よるの めいろの問題:行き止まりで 3 択問題が 1 つ。はじめは算数で、保護者は学ぶ言語に替えたりオフにしたりできます。10 段階で、10 問続けて正解すると上がり、3 問続けてまちがえると下がります。レベル 1・2 は字が読めなくても答えられます。
- すうじつなぎ 100 問(0〜10 から 0〜200 まで、つなぐたびに数を読み上げ)、カードめくり 193 か国の国旗で 100 問。カードめくりは、枚数と「国旗の似かた」の 2 つでむずかしさが上がります。
- これらは「あそぶ じかん」の中にあり、レッスンのあとにもらうチケットで遊びます。教育課程にもとづくものではなく、遊びとして設計しています。
くわしくは あそぶ じかん へ。
すべての教科に共通する決まり
対象は 3 歳から上限なし。ただし、決まりを決めるのはいちばん小さい 3 歳のお子さまです。
- 3 歳の指に合わせたボタン。iPad では 88 pt、iPhone では 64 pt。端末を片手で支える指がいつも画面にふれていても、ちゃんと動くように作っています。
- 字が読めなくても、ひとりで。問題は読み上げ、子ども向けの日本語の表示はひらがな・カタカナだけです。
- 星は 0 個にならない。バツ印も赤い色もありません。まちがえると、手がかり → お手本 → 次へ、と手伝いが増えます。点数でレッスンをロックすることもありません。
- つまずいた字をおさらい。「きょうの やること」は 1 日 3 つ、1 つめはたいてい間違いの多い文字のおさらいです。
- 保護者には「この7日間のまとめ」。学習時間、前の週との比較、来週おさらいしたい文字 3 つ。端末の中だけで計算し、きょうだいどうしを比べることはしません。
- 利用時間は、お子さまごとに。平日・休日べつの上限とおやすみ時刻。終わりの 2 分前から画面が暖かい色になり、カウントダウンは出しません。初期設定は「制限なし」です。
安全と権利
- 広告なし、アプリ内課金なし、第三者の解析ツールなし。アカウントがなくてもすべての学習が使え、ほとんどの教材は通信がなくても動きます。九九の記録、カードのおさらい、お子さまの声の録音などは端末の中だけに保存します。
- 教材は自作。外部のデータは、再配布が認められ、出どころを 1 件ずつたどれるものだけを使います。筆順の KanjiVG(CC BY-SA 3.0)、漢字の Kanjium と KANJIDIC2(CC BY-SA 4.0)、国旗の flag-icons(MIT)、フォント(SIL Open Font License)。ピアノの音と BGM は自分たちで合成しました。
- 確かめられないものは使わない。再配布が認められないと分かった漢字のデータ源は、すべて取り除いて作り直しました。権利があいまいなぬりえも、まとめて取り下げています。
- 年齢に合った内容。昔話のこわい場面はやわらげ、じょうきゅう おえかき でも裸体や解剖は扱いません。絵に商標や著作権のあるキャラクターは入れません。
ライセンスの一覧は オープンソースライセンス、よくある質問は よくある質問 にあります。
保護者の方からよくある質問
Dino Kids は学習指導要領にそっていますか。
学年の内容が決まっている部分はそっています。九九は学習指導要領の2年生の内容、漢字のレベル1〜6は小学校の学年別漢字配当表と同じ字、くりあがりの計算は1年生のさくらんぼ計算の考え方です。お絵描きのレベル分けにも図画工作の学年ごとの内容を参考にしました。一方、「かんがえる さんすう」やピアノのように公的な教育課程がない分野は、その旨を明記したうえで、広く使われている教え方の型をもとに自作しています。
漢字のレベル1〜10は、何年生の漢字ですか。
レベル1〜6は小学1〜6年生で習う字(学年別漢字配当表の1026字)、レベル7・8は中学校、レベル9・10は高校で習う常用漢字で、合わせて2141字です。レベル1は1年生の80字から始まります。
問題や答えのまちがいは、どう防いでいますか。
教科ごとに検査用のプログラムがあり、算数のすべての答えを計算しなおし、漢字の読みと例文、昔話のふりがな、文字の筆順、めいろが本当に解けるかまで確かめます。わざと壊したデータで検査そのものも試し、新しい版を出す前に毎回自動で走らせています。
ダウンロードして、手渡してください
無料、広告なし、アプリ内課金なし。アカウントを作らなくても、 ダウンロードしたその場から、どの教科も始められます。