金太郎
山で どうぶつたちと なかよく くらす、力もちの 金太郎の おはなしです。
むかしむかし、あしがら山と いう 山の おくに、金太郎と いう 男の子が いました。金太郎は 赤い はらかけを して、大きな まさかりを かついで いました。金太郎は 山で いちばんの 力もちです。くまや うさぎ、さるや しかが、金太郎の なかよしでした。
まいにち みんなで、山の なかを かけまわって あそびました。「さあ、すもうを とろう。」はっけよい、のこった、のこった。金太郎は、大きな くまとも すもうを とりました。くまが どすんと しりもちを つくと、みんなで わらいました。「金太郎くんは 強いなあ。」
ある 日、みんなで 山の むこうへ 出かけました。ところが、川に かかって いた はしが、大雨で ながされて いました。「これじゃあ、むこうへ わたれないよ。」うさぎが しょんぼりと 言いました。金太郎は、川の そばに たって いる 大きな かれ木を 見あげました。「よし、ぼくに まかせて。」金太郎は かれ木を ぐいぐい おして、川の 上に よこたえました。かれ木は、りっぱな はしに なりました。どうぶつたちは 大よろこびで、じゅんばんに はしを わたりました。
その ようすを、遠くから ひとりの おさむらいが 見て いました。「なんと 力もちで、やさしい 子だろう。」おさむらいは、金太郎の おかあさんに あいに いきました。「この 子を、みやこで りっぱな さむらいに そだてたいのです。」金太郎は どうぶつたちに、「また あいに くるね。」と やくそくしました。やがて 金太郎は 大きく なり、みんなを まもる やさしい さむらいに なりましたとさ。
昔話をもとに、Dino Kids が子ども向けに文章を書きおこしました(CC0)。
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